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道路工事における路床・路盤工事は、舗装全体の品質と耐久性を決定づける重要な基礎工程です。適切な施工手順を守らなければ、後の舗装工程に影響を及ぼし、完成後の道路品質に問題が生じる可能性があります。本記事では、路床仕上げから下層路盤工までの正しい施工手順と、各工程で押さえるべき品質管理のポイントを詳しく解説します。
路盤工は、道路の構造を支える重要な工程であり、特に下層路盤工は路床の上に施工される最初の路盤層として、上部構造全体の安定性に大きく影響します。この工程では、路床仕上げから路盤材の搬入、そして下層路盤の施工まで、それぞれの段階で厳密な品質管理と適切な施工手順が求められます。
ここでは、各工程における具体的な作業内容と、品質を確保するためのポイントを順を追って説明します。
路床掘削が完了したら、ブルドーザを使って不陸仕上げを行い、均一に均します。路床転圧にはタイヤローラと振動ローラを使用し、しっかりと締め固めることが重要です。
路床仕上げが完了したら、すぐに以下の検査を実施します。
これらの検査結果をもとに監督員の立会検査を受け、承諾を得てから次工程に進みます。この手順を省略すると、後の工程で問題が発覚した際に大きな手戻りが発生する可能性があるため、必ず守りましょう。
路盤材を搬入する前に、試験報告書などの必要書類を監督員に提出し、承諾を得ておく必要があります。
搬入予定の路盤材(RC-40)については、事前に試験・測定を実施し、所定の規格を満たしていることを確認してから搬入を開始します。
また、路盤材料が現場に搬入された際は、以下の点を目視検査などで確認します。
材料の品質は最終的な仕上がりに直結するため、搬入時のチェックを徹底することが大切です。
施工に先立ち、路床面の有害物を除去し、路床に異常がないか確認を行います。もし路床に異常が見つかった場合は、その状況を監督員に報告し、対策を検討のうえ、監督員の指示を得てから施工を進めます。
締固めには、修正CBR試験で求めた最適含水比付近で作業を行い、所定の締固め度を確保します。路盤材の敷均しにはブルドーザを使用し、転圧はマカダムローラとタイヤローラで行います。
下層路盤は1層の仕上がりが20cm以下になるよう敷均し・転圧を実施します。この際、材料の分離を起こさないよう注意し、締固めによって不陸が生じないよう丁寧に作業を進めることが重要です。
隣接する附帯構造物に接する路盤部分など、タイヤローラによる締固め転圧が困難な箇所については、振動ローラやコンバインドローラなどの適切な締固め機械を使用します。これらの箇所は入念に転圧を行い、所定の締固め度を確保しましょう。
締固め後は、1000m²に1回の頻度で現場密度試験を実施します。所定の基準(最大乾燥密度の93%以上)を満たしていることを確認し、品質を担保します。
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